感染症を対策する

infection control measures

病原体について

感染症の原因となる病原体は、ウイルス、リッチケア、細菌、スピロヘータ、原生動物(原虫)、線形動物(線虫)が知られています。

これらの病原体が人の体内に侵入して、症状が出る病気のことを感染症といいます。

感染症を予防するにはどのように病原体が拡がり、我々の体内に侵入してくるのかを知る必要があります。

機械的伝播

ハエやゴキブリやネズミなどの昆虫や小動物の体に付着した病原体は、壁やモノに触れて汚染を拡げていきます。
媒介体の体内で病原体となる微生物は増殖せず、機械的な媒介をする節足動物を「伝播動物」と区別されます。

生物学的伝播

生物学的伝播は、媒介する生き物が病原体に感染し、体内で病原体の増殖がおこり、感染を拡げます。
例えば、病原体となる生物を吸血をして感染した「蚊」や「マダニ」は、人へと感染を拡げます。
生物学的な媒介をする節足動物を「媒介動物」として区別されます。

動物媒介性の感染症について