基礎補修工事
床下の基礎補修工事は、シロアリ工事などにおいて、お客様の要望とは別に、業者側から追加工事などを提案するケースがほとんどです。
このような提案は、業者の売上ノルマ達成などが目的となりやすく、
結果として、お客様にとって本当に必要な工事かどうか、客観的な根拠に基づいた工事計画が立てられにくいという問題があります。
弊社では、お客様からの明確なご依頼やご相談に基づいて、必要な工事のご提案を行っております。
事前の点検などを通じて、お客様に最適な工事内容をご説明し、納得いただいた上で施工を進めてまいります。
関係グループ会社のイナバ白蟻では、コンプライアンスの観点から基礎補修工事などの付帯商品の販売は行っておりません。
イナバ白蟻のお客様で基礎補修工事についてご興味がおありの方はこちらの会社より無料調査見積もりをお申し込みください。
エポキシ樹脂とアラミド繊維による基礎補修工事のメリットとデメリット
近年、エポキシ樹脂とアラミド繊維を用いた基礎補修工法は、その高い強度と耐久性から注目を集めていますが、この工法のメリットとデメリットを詳しく解説します。
■メリット
◇高い強度と耐久性:
エポキシ樹脂は接着力が非常に強く、アラミド繊維は鉄の5倍の引っ張り強度を持つため、補修された部分は元のコンクリートよりも強固になります。
外部環境の影響を受けにくく、長期間にわたって高い性能を維持できます。
◇短期間での施工:
重機を必要とせず、短期間で施工が完了するため、生活への影響を最小限に抑えられます。
◇コストパフォーマンス:
その他の補修工法に比べて、比較的低コストで施工できます。
◇幅広い適用範囲:
ひび割れ補修だけでなく、コンクリートの剥離や剥落の補修にも対応できます。
◇耐性の向上:
補強された部分は、外力に対して高い耐性を示します。
■デメリット
◇専門的な技術が必要:
エポキシ樹脂とアラミド繊維を適切に扱うには、専門的な知識と技術が必要となります。
◇外観の目立ち:
アラミド繊維は、見た目があまり良くないため、外観を重視する場合は、他の補修方法を検討する必要があります。
◇紫外線による劣化:
エポキシ樹脂は紫外線の影響を受けやすい場合があるため、外壁側の補修には注意が必要です。
◇長期的な耐久性に関するデータ不足:
この工法が開発されてからまだ日が浅いため、長期的な耐久性に関するデータが十分に蓄積されていません。
■まとめ
エポキシ樹脂とアラミド繊維による基礎補修工法は、高い強度と耐久性、そして短工期というメリットがある一方で、
長期的な耐久性に関するデータが十分に蓄積されていないため、 業者側の恣意的な判断に陥りやすいという懸念があります。
■基礎補修の利点
◇建物の寿命を延ばす:
基礎の劣化は、建物の寿命を縮める原因となります。
早期に補修することで、建物の寿命を延ばすことができます。
◇安全性を確保する:
基礎の劣化は、地震などの自然災害時の被害を大きくする可能性があります。
補修することで、建物の安全性を確保することができます。
◇資産価値の維持:
基礎の劣化は、建物の資産価値を低下させる原因となります。
補修することで、建物の資産価値を維持することができます。